Saturday 30 April 2011

less than one

フロリダにいたある夜、一人レストランで食事をしていたら、同年代と思われる店員さんが話しかけてきた。

「君は何ヶ国語喋れるんだい?」

と尋ねる彼に、

「日本語と英語の2ヶ国語だけだよ。」

と答えてから、果たして自分の英語力を、「1」とカウントしてよいものなのかどうか、疑問に思った。

「いや、1.5くらいかな。」

そう言い直した後、二人して少し笑った。



アーサー・ビナードさんの新著「亜米利加ニモ負ケズ」を読んでいたら、そんなことを思い出した。

いやはや、彼の記す日本語を読んでいると、果たして僕の日本語能力は「1」を満たしているのだろうか、などと考えてしまう。



因みに、フットボール界のスーパー・スターであるディヴィッド・ベッカム氏はその昔、マンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリーへの移籍が決まった際、「スペイン語は勉強するの?」というメディアからの問いに、こう答えたとか。

「いや、僕は英語すらろくに喋れないから。」

http://www.web-nihongo.com/column/haragonashi/index.html

Sunday 17 April 2011

nothing else but football


幼少の頃、ありんこが自分の体を這ってきただけで泣いてしまうような、弱虫の甘えん坊でした。

それは、今でも変わりません。

人が生まれながらに持った性質というものは、簡単に変わるものではありません。

ただ、僕はサッカーを通して、気持ちを強く持つことの大切さを学びました。

個人の才能というものは、何もせずして天から授かるものと、何かを突き詰めることで初めて得られるものの二つがあることを学びました。

「東北サッカー未来募金」で集められたお金は、被災した地域に住むサッカー少年達のために使われます。ボールやスパイク、その他の用具なんかが揃えられるために。

◆ 七十七銀行利府支店 普通 5337623
  東北サッカー協会義援金
口 代表社団法人宮城県サッカー協会

http://www.miyagi-fa.com/

趣旨に賛同される方がいらっしゃいましたら、ご協力をお願いします。

Wednesday 6 April 2011

needless to say

それが自分の東北人気質のせいなのかは分からないのだけれども。

言葉で表現することよりも、背中で語ることの方が大事だと長らく思ってきた。

流石にこれまで、多くの失敗をしたお陰で、自分の意志を表現することの大切さを学んできたけれども。

やっぱり日本人だから。

言葉にしたら、すぐに壊れてしまうこともあるんじゃないだろうか。

日曜日の夕刻、代官山のカフェで流れていたこの曲を久しぶりに聴いたら、そんなことを思った。