トーキョーにあるギョーセーという学校は、第一外国語にフランス語を教えることで有名な中高一貫教育の男子校で。
進学校でありながら、サッカーの強豪校でもある。
進路に悩んでいた中学生の頃、「サッカーの強い進学校」というと、真っ先にギョーセーコーコーが頭に浮かんだのだけれども。
「ギョーセーは、高校からの部外者は入れないらしいぜ」
という噂は自然と耳に入ってきていたので、早い段階から入学は諦めていた。
確かに、英語の文法すらろくに知らない人間が、ギョーセーコーコーに入って、フランス語の授業に付いて行けるとも思えない。
ギョーセーコーコーにマエダ・リョウイチという選手がいて、ジュビロ・イワタに入団するらしい。
そんな話を聞いてしばらくした後、プロになった彼のプレーを見た。
マエダ・リョウイチのプレー・スタイルは、誰の物にも似ていなかったけれども。
とてつもない才能を持った選手であることは、すぐに分かった。
それ以来、ボタンの数が特徴的なギョーセーの学ランを来た学生を電車の中で見かけるたびに。
決まって、マエダ・リョウイチのことを思い出すようになった。
初めて彼のプレーを見てから、日本代表のエースになるまで。
随分と時間が掛かったように思うのだけれども。
「おぼっちゃん」学校であるギョーセーの出身らしく、FWながら、どこか気品ある彼のプレーを眺めることは、僕の秘かな喜びである。
Thursday 27 January 2011
Saturday 15 January 2011
skin turns brown
大ファン、という訳でもないのだけれども。
Norah Jonesの歌声を、たまに聞きたくなる。
フロリダにいたある日、スターバックスに入ってコーヒーを注文しようとしたら、レジの前に彼女のCDが置いてあった。
見たことも、聞いたこともない作品だったけれども、10ドルそこそこだったので、一緒に買うことにした。
彼女がフィーチャリングした曲を集めたそのCDは、旅の間、そんなに聞くことがなかったのだけれども。
日本に帰ってきて何回か聞いてみたら、なかなか良い。
この曲は、メロディも良いけれど。
Travel south until your skin turns, woman
Travel south until your skin turns brown
Put a language in your head and get on a train
And then come back to the one you love
この歌詞、好きだなぁ。
http://www.youtube.com/watch?v=jdnVyOe1Pvg
Norah Jonesの歌声を、たまに聞きたくなる。
フロリダにいたある日、スターバックスに入ってコーヒーを注文しようとしたら、レジの前に彼女のCDが置いてあった。
見たことも、聞いたこともない作品だったけれども、10ドルそこそこだったので、一緒に買うことにした。
彼女がフィーチャリングした曲を集めたそのCDは、旅の間、そんなに聞くことがなかったのだけれども。
日本に帰ってきて何回か聞いてみたら、なかなか良い。
この曲は、メロディも良いけれど。
Travel south until your skin turns, woman
Travel south until your skin turns brown
Put a language in your head and get on a train
And then come back to the one you love
この歌詞、好きだなぁ。
http://www.youtube.com/watch?v=jdnVyOe1Pvg
Friday 14 January 2011
Naam
旅雑誌「coyote」が休刊する、という話を知った。
先日、恵比寿ガーデンシネマが休館する、という話を聞いたばかりだったので、何だか寂しい話が続いている。
新井敏記さんという、「switch」を立ち上げた編集者が、新たに刊行した「coyote」。
部屋の本棚を数えてみたら、計15冊持っていた。
46号で休刊になるらしいので、1/3近くを買ったことになる。
特にお気に入りの号は、何冊かあるのだけれども。
一冊と言われたら、間違いなく「バンクーバー特集」をあげると思う。
バンクーバーに留学するかどうか迷っていた僕の背中を押してくれた力の何割かは、この雑誌だった。
そして、その中で紹介されていた、バンクーバー最古のオーガニック・レストラン「The Naam」は、街で一番のお気に入りのお店になった。
本棚から、久しぶりに取り出して眺めていたら、無性にあの街へ帰りたくなった。
「coyote」は、どんなガイドブックよりも、僕の心を旅先へとガイドしてくれる雑誌であったように思う。
http://www.thenaam.com/naam/
http://www.coyoteclub.net/catalog/010/index.html
先日、恵比寿ガーデンシネマが休館する、という話を聞いたばかりだったので、何だか寂しい話が続いている。
新井敏記さんという、「switch」を立ち上げた編集者が、新たに刊行した「coyote」。
部屋の本棚を数えてみたら、計15冊持っていた。
46号で休刊になるらしいので、1/3近くを買ったことになる。
特にお気に入りの号は、何冊かあるのだけれども。
一冊と言われたら、間違いなく「バンクーバー特集」をあげると思う。
バンクーバーに留学するかどうか迷っていた僕の背中を押してくれた力の何割かは、この雑誌だった。
そして、その中で紹介されていた、バンクーバー最古のオーガニック・レストラン「The Naam」は、街で一番のお気に入りのお店になった。
本棚から、久しぶりに取り出して眺めていたら、無性にあの街へ帰りたくなった。
「coyote」は、どんなガイドブックよりも、僕の心を旅先へとガイドしてくれる雑誌であったように思う。
http://www.thenaam.com/naam/
http://www.coyoteclub.net/catalog/010/index.html
Wednesday 12 January 2011
髭坊主
「髪の毛」と「もみ上げ」と「髭」の見分けがつかない。
そんな姿に憧れを持ち始めたのが、いつだったかは記憶が定かではないのだけれども。
FCバルセロナのグアルディオラ監督は、近年まれに見る「三拍子」揃った男であり。
この2年ほど、僕がそんな格好をしていた理由の何割かは、彼の存在もあったように思う。
それなりの「こだわり」を持って、そんな格好をしてきたつもりだったけれども。
そんな「こだわり」を「どうでもいい」と思わせてくれる出来事もあるわけで。
鏡の中で久しぶりにはっきりと見る自分の顔は、「髭」という仮面が無くなって、何だか少しおどおどしていた。
Friday 7 January 2011
cycle
物事には、サイクルというものがあるらしい。
持っている2つの時計のベルトが、ほぼ同時期に壊れ、同時に修理に出している。
しかも同じメーカーの物で、両者で異なる点と言えば、ベルトの形状くらい。
今となっては、なぜ同じような時計を2個も買う必要があったのか分からないのだけれども。
20代前半の頃に買った物を見てみると、本当にうんざりとさせられるくらい、同じような物が多い。
けれども長いこと、洋服などの趣味がほとんど変わっていないので、捨てる気にもならない。
時計に続き、革靴も2足壊れた。
もうこうなったら、しばらく「ワードローブ修理期間」と腹をくくり、サイズが微妙に合わないコートやジャケットは、専門のお店でアジャストして貰おうか、なんて考え始めたくらい。
一つのサイクルが終わり、次のステップを登り始めなくてはならない。
ひょっとして、そんな時期にきているのかもしれない。
持っている2つの時計のベルトが、ほぼ同時期に壊れ、同時に修理に出している。
しかも同じメーカーの物で、両者で異なる点と言えば、ベルトの形状くらい。
今となっては、なぜ同じような時計を2個も買う必要があったのか分からないのだけれども。
20代前半の頃に買った物を見てみると、本当にうんざりとさせられるくらい、同じような物が多い。
けれども長いこと、洋服などの趣味がほとんど変わっていないので、捨てる気にもならない。
時計に続き、革靴も2足壊れた。
もうこうなったら、しばらく「ワードローブ修理期間」と腹をくくり、サイズが微妙に合わないコートやジャケットは、専門のお店でアジャストして貰おうか、なんて考え始めたくらい。
一つのサイクルが終わり、次のステップを登り始めなくてはならない。
ひょっとして、そんな時期にきているのかもしれない。
Tuesday 4 January 2011
fast food nation
仕事始め。
お昼を食べようと思って外に出たら、思いのほか、まだ休みのお店が多かった。
やむなく、牛丼チェーン店へ。
随分混んでるなぁ、と思いながら定食を注文した。
ファスト・フード店でも、あそこまで混むと、さすがに「ファスト」ではなくなるらしい。
「ご飯がなくなってしまって、いま炊きなおしているので、もう10分ほどお待ち頂けますか?」
店員さんが待っている客に説明し始めると、露骨に嫌な顔を店員さんに向け、店を立ち去る人もいた。
牛丼チェーン店でお米が炊けていない。
こんな状況は想像したことがなかったけれども。
まぁ起こり得ることだとは思う。
結局、15分ほど待って、僕の頼んだ定食はきた。
フロリダで1月の間、お米をまともに食べられなかったことを思えば、15分なんて大した時間じゃない。
ファスト・フード店でスローに出された640円の定食は、普段よりも美味しく感じられた。
お昼を食べようと思って外に出たら、思いのほか、まだ休みのお店が多かった。
やむなく、牛丼チェーン店へ。
随分混んでるなぁ、と思いながら定食を注文した。
ファスト・フード店でも、あそこまで混むと、さすがに「ファスト」ではなくなるらしい。
「ご飯がなくなってしまって、いま炊きなおしているので、もう10分ほどお待ち頂けますか?」
店員さんが待っている客に説明し始めると、露骨に嫌な顔を店員さんに向け、店を立ち去る人もいた。
牛丼チェーン店でお米が炊けていない。
こんな状況は想像したことがなかったけれども。
まぁ起こり得ることだとは思う。
結局、15分ほど待って、僕の頼んだ定食はきた。
フロリダで1月の間、お米をまともに食べられなかったことを思えば、15分なんて大した時間じゃない。
ファスト・フード店でスローに出された640円の定食は、普段よりも美味しく感じられた。
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