Tuesday 10 August 2010

たまや

3歳(!)のときからの友達・まりこ嬢に誘われて、「せいせき多摩川花火大会」に行ってきた。

僕らが育った東京の国立という街は、花火大会が行われた聖蹟桜ヶ丘とはそれほど遠くない。

ところが、国立市は中央線沿線であり、西に立川、東に吉祥寺がある。要するに、「遊びに行く」といえば、これらの街になる。だから、僕らのような「オレンジ」の電車を見て育った人間にとって、京王線沿線は「近くて遠い街」という感覚が、心のどこかにある。

夕方に国立駅で待ち合わせて、バスに乗り、聖蹟桜ヶ丘まで向かう。

「耳をすませば」の舞台でしられるこの街に来たのは、何年ぶりであろうか。

まずは「花より団子」だろう。ということで居酒屋に入り、お互いの近況を報告しあう。

看護師である彼女は現在、保健師の資格をとるために地方の学校に通っている。

ここしばらく東京を離れていない僕にとって、その街の雰囲気や、現在の同級生の話を聞いたりするのが面白い。

「そろそろ時間だねぇ」ということでお店をあとにし、会場の多摩川の河川敷に向かう。

花火大会を真面目に見るのが本当に久しぶりだったので、最近の技術の進歩に驚いてしまったのだけれども、たまに打ち上げられる昔ながらの花火は、地味だけれども、何だか心地が良かった。

周りの観衆はカップルや家族連れがほとんどで、いい歳をした男女2人の僕らも、傍からは夫婦か恋人に思われているのだろうな、と考えると何だかおかしかった。

http://hanabi.tama.jp/index.html

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