Saturday 17 September 2011

capers



バンクーバーではファーマーズ・マーケットが毎週各地で行われているほか、街中にも至るところにオーガニック・スーパーがある。

それはすなわち、農薬を沢山使って大量に食物を生産する既存のシステムを、多くの人が信じなくなってきている表れである。


オーガニック・スーパーの代表格はCapersというお店。

ダウンタウンやキツラノと呼ばれる高級住宅地なんかにあって、いつも沢山の人で賑わっている。

日本でも徐々にオーガニック・スーパーは増えてきたけれども、やはり本場は規模が違う。

店内にいると、あれもこれもと欲しくなって大変である。



今回泊まったB & Bの近くに、アメリカ資本のWhole Foods Marketというオーガニック・スーパーがあったので中を覗くと、店員さんが'Whold Foods Market' と'Capers'の両方の名前が記してあるエプロンをつけていた。

疑問に思って聞いてみると、

「何年か前に、CapersはWhole Foods Marketに買収された」

とのこと。

何だか少し寂しかったけれども、僕のようにナイーブな住民の感情を考慮してか、既存のCapersの店名は残しているとのこと。


ある日、朝食を食べにWhole Foods Marketに行くと、早朝ということもあり、さすがにガラガラだった。

のんびりした店内で、店員さん達もリラックスして働いている。


スープや野菜なんかを選んでレジに並ぶと、Tシャツに半パンを履いた20歳くらいの青年が対応していた。

店内に流れる音楽に合わせて、軽くダンスなんかをしている。

会計を済ませると、そのアンちゃんは左手の人差し指と親指を立たせ、拳銃を撃つような真似をしながら、

'Have a good day!'

と言って来た。

彼のその仕草が妙におかしくて、朝から心が和んだ。

http://www.wholefoodsmarket.com/capers/

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