Saturday 10 September 2011

J.J.


この旅のことをブログに載せよう。

カナダから帰ってきて、そう思い立った。

一つだけ困ったことは、僕は普段、あまり写真をバチバチ撮る人間ではないこと。

ブログのことを想定していなかったので、如何せん使える写真が少ない。

今回の写真も、ウェブ・サイトから拝借しました。




バンクーバーの市内だけれども、ダウンタウンからは少し離れた場所に、メイン・ストリートという名の通りがある。

雰囲気のあるカフェやショップ、古本屋なんかが立ち並び、街を行き交う人々も、他のエリアと比べて心なしかお洒落。

商業的には全く「メイン」ではない通りだけれども、文化的には全くもって「メイン」である。



バンクーバーのお洒落な人は、高いブランド品なんかを買う、というよりは、自分に似合う洋服を把握している人が多いような気がする。

靴がかわいかったり、鞄がクールだったり。

けれども、そんな「センス」なんかより、もっと大事なことは、「愛想」だなぁとつくづく思う。


それは、お店にも言える。

どんなに高い理想を掲げて、良い食材を使って、美味しい物をサーブされても、店員さんが無愛想なお店だと、「もう一度来よう」とは、なかなか思わない。



全てオーガニック、かつフェア・トレードのコーヒーを扱っているJ.J. Bean。

コーヒー豆の卸だけでなく、カフェも何店舗か運営している。

メイン・ストリートにあるカフェは、店の真ん中に暖炉が居座り、冬になると暖を求める客が新聞片手にコーヒーを飲んだりしている。

しかも、ここの店員さんは昔から自由な雰囲気を醸し出し、楽しそうに働いている人が多い。



やっぱ、「愛想」でしょ。

「理想」は二番目。


http://www.jjbeancoffee.com/

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