Saturday 18 December 2010

炭素あり


@ Davis (California)

日本のオーガニック・スーパーは、まだまだ小規模なものが多い。

片や、デービスにおける‘Davis Food CO-OP’と呼ばれるお店は、普通のスーパーに匹敵するくらいの大きさがある。

サイズの違いもさることながら、圧倒的に違うのは、その「お洒落」さ。

別に、日本で頑張っているお店の悪口を言うつもりは、全くないのだけれども。

デービスに限らず、北米で成功しているオーガニック・スーパーは、建物や内装が小綺麗で、値段が割高でも「また来たい」と思える。

そして、一度お店に入ると、なんだか楽しくなって、つい長居してしまう。

こちらでは消費者の需要が伸びているので、有機野菜の値段は徐々に下がっていると聞く。



果たして、どこからが「有機」か。値段が下がることによって、質まで下がるのではないか。

そんな疑問や懸念はあるけれども。

「安全はお金持ちのもの」という概念が、少しでも緩和されるのであれば、それはそれでよい傾向のように思える。

日本におけるオーガニック・スーパーが小規模でお洒落でない原因は、ひとえに僕らの意識の問題。

社会は、行政ではなくて、人が動かすもの。

じゃないですか?

http://www.daviscoop.com/

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