Friday 24 December 2010

feeling like being in Paris



@ Berkeley (California)

バークレーはヨーロッパのような雰囲気がある。

当然のことながら、北米の都市である以上、ヨーロッパと比べて深い歴史を重ねてきたわけではないのだけれど。

街の東側が丘になっていて、何となく、パリのモンマルトルの丘を思い出させる。

そして、知識階層の存在も、僕にそう思わせる理由の一つだと思う。



大学が既にクリスマス休暇に入ってしまったようで。

残念ながら、学生の数は少ないのだけれども。

それでも、街全体で「自分を向上させよう」という意識が感じられる。

そのような意識を、東京で感じることが少ないので。

その感覚は、どこか心地よい。

カフェにいる隣の若者が、教科書を熱心に読んでいるのを見たりすると、「僕も頑張らないと」と、素直に思える。



「こんな環境に身を置いて、もう一度自分を高めたい」

「人間関係ばかりに気を取られてないで、もっと自分を深めたい」

そういう気持ちが「無い」と言えば、嘘になるけれども。

きっと、自分を高めることは、どんな環境でも可能なはずで。

それは、東京にいる時も意識してきたことで。

「環境」に期待しすぎるよりも、日常で「自分のどの部分を伸ばしたいのか」を把握して、自分で出来ることに集中することの方が大事なのじゃないか。

この歳になると、そんな風に思えたりもする。

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